北海道新幹線/JR函館本線 新函館北斗駅

名称 北海道新幹線/JR函館本線 新函館北斗駅
発注者 新幹線駅・都市施設:独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構、北斗市
在来線駅舎:北海道旅客鉄道株式会社
所在地 北海道北斗市
竣工 2015年
主要用途 駅・都市施設(北斗市観光交流センター)
建築面積 3,821㎡(建築基準法対象範囲)
延床面積 16,358㎡(総床面積)
構造・規模 鉄骨造3階建
受賞 鉄道建築協会作品賞 入選
担当者
小笠原亨・奈雲 誠・田村泰一・箕輪 健・馬庭誠治・福住周史郎・
弥勒哲志 ・ 柿沼智幸 ・ 谷知孝也
(構造:東京建築研究所 木下 ・ 對比地 ・ 佐藤)

北海道で初めての新幹線駅の一つである。橋上駅本屋と自由通路、南口・北口建物、北斗市の都市施設、JR北海道の在来線駅舎が一体となって構成されている。
デザインコンセプト「自然と共に呼吸(いき)するモダンで温かみのある駅」を元に、人々を温かく迎え入れる、開かれたエントランスの駅を目指した。そして陸(おか)の灯台のように、道標として暖かく佇むような駅をイメージした。地場産の道南杉のルーバーを天井に代わり用い、柔らかく包まれる空間をつくり出した。また市内にあるトラピスト修道院のポプラの木立ちをイメージした構造柱や、かつて市内に製造所があった函館煉瓦の再現により地域色を取り入れた。駅の顔となるファサードは、ゲート性を強調したデザインとし、外部からも大開口を通して木の温かい内部空間やポプラの構造柱が見え、駅とまちを繋ぐランドマークとして力強く存在している。
新幹線駅と平行に、一体構造で合築された在来線駅舎は、旧渡島大野駅を橋上化した駅である。一部ホームは階段を使わず新幹線との平面乗り換えができることが特徴で、コンコースには雄大な山並みが眺望できる開放的なスペースを用意した。
駅前広場に面する南口建物は、北斗市観光交流センターを併設し、待合スペースや地域の情報発信スペースとして回遊性をつくり、駅ににぎわいをもたらす。駅や駅前広場と一体となり、地域の様々なアクティビティが生まれることが期待される。